2018.01.20-22 ソウル日記②

空中キャンプを後に、我々はシンドシへ。
シンドシは乙支路3街駅から徒歩2~3分のカルチャースペース。最近はEYESCREAMやFIGAROにも掲載されていたりと、日本でも徐々に知名度が上がって来ている場所です。
私は好きなアーティストやdjがよくプレイしているので、パーティー告知経由で知りました。
senndosi HP
2018.01.20-22 ソウル日記①で少し書いた宇宙萬物の真裏にあります。




パーティーがない日はカフェ/バー営業しています。

現場入りし、音出ししよう〜としてから気がついたのですが、韓国ではほとんどCDJを使うdjがいないということ。日本でやる感覚で行ったら、ここでCDJで使ったのは2年前のワンドリさん以来ですって言われました。2年前も日本人が使用したんですね...。
メインはUSBで、あとはレコードが少し。という感じらしく、その中間をいくCDJのお役目はほとんど無いようで、最近djを始めた人と前からやっていた人の二層にくっきり分かれているのがよく分かったのでした。

Cong Vu(左)とDJ Selfie(右)

Selfieちゃんはオープン一発目、Shinee ジョンヒョンのソロ曲からスタート。
どんどんベースっぽさを上げてDJ DJ 機器へ

DJ DJ 機器
K-popセット。k-popって新旧問わずremixしなくても踊れる曲が多いですね。やっぱフロア映えするし純粋にかっこいい曲多いな...と。red velvetのpeek a booで完璧にダンスしている男の子がいてビビりました。しかも上手かった。

 Electric Johann Bach

Electric Johann Bachはなんとこの日がラストライブで(私もsnsで知った)バッハとしての音楽活動は終わり、新たにVEEFというレーベルを立ち上げました。VEEFの活動はまだなく、ツイッターのアカウントがあるのみです。(@VEEFent)

DJ UCHIAGE

ダンサンブルな和モノにK-hiphopをプラスしたセットがフロアにウケていたウチアゲさん。サザンがかなりウケていたんですが、日本の曲でも踊れるものは一度引いたお客さんが戻ってきますね。K-popだと"これ知ってる!"が前提ぽいな〜と感じていたんですが、J-popはダンスミュージックとして受け入れられていました。嬉しかったな。
あと、ウチアゲさんのミキサーさばきをまじまじと見るお客さんが多かったのが印象的でした。ミキサー一体型のNumarkだったんですが、そんなにCDJが珍しいのか!でも確かに、ウチアゲさんのミキサーさばきキレッキレでかっこよかった。シンドシのアカウントでも「壊れかけたCDJをこんなに使いこなすなんて!」とツイートしてた。(ちなみに壊れてませんでした。)

個人的にウチアゲ→Cong Vuへの流れがどうしてもやりかったんですが、バッチリでした。自画自賛です。
Cong VuはK-pop/hiphopをメインに自らeditしたものをかけていました。彼がどこかのインタビューで「NO MUSICは何故K-popをかけるのですか?」という問いに「K-popをポップスとして消費するのではなく、僕らはダンスミュージックとして捉えている。とりわけ意識して組み込んでいる訳じゃない、プレイに必要だと思うからかける。」と答えていて(朧げな記憶で書いてますが大体こんな感じです。)、韓国のメインストリームとアンダーグランドが地続きである感覚を覚えるのは、こうゆう捉え方をしている人たちが多くいて、アウトプットしているからなんだろうなと。隔てない感覚、大事だと思いました。日本ってJ-popを懐メロとしてだけで消費されがちだと思っていたので。このCong Vuの答えがすごい好きです。

panparth


深い時間にどうしてもやってほしかったパンパースくん。ぴったりハマったハウス寄りのセットは、k-popやネタものを織り交ぜながら。3時過ぎでもフロアに踊っている人がいていい流れ〜!としみじみ思いました。

最後にDJ oo a.k.a パク・ダハムも参加。B2Bで無事終了しました。誰も潰れなかったぞ!


 偶然ソウルに来ていた嫁入りランドのみゆととさん。
こんなところで会えて嬉しい!
フロアでもパンスくんが嫁入りをかけてました。

みんなとシンドシ前にて。

お疲れ様でした。本当に楽しくて、開催できたことが嬉しかったです。
また今年中にまたやりたい。いつもサポートしてくれるパク・ダハム君本当にありがとう!

個人メモ:シンドシのショットは量が殺人級なので安易に頼んではいけないことを学びました。マジであの量はやばい。

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